英国ジョンソン首相はG7にインド、オーストラリア、韓国を加えたDemocracy10「D10」で中国に対抗する新らたな枠組みを提唱している。日本に対応意識を燃やす韓国文在寅は大歓迎で「主要な先進国」に仲間入りを切望しているが、バイデン大統領は中国にすり寄る韓国の姿勢に懐疑的で共同歩調を取れないと見切っている模様だ。今月21日の米韓首脳会談でどんな話になるのか興味津々。
バイデン政権は現行のクアッドの枠組みがインド太平洋で中国に対抗する上で最適と考え、北大西洋条約機構(NATO)のような軍事的連携を考えているようだが、日本とインド政府は「軍事的連携は考えていない」と予防線を張っている。しかしもやは中国に何もオモネルことはない。尖閣を取りに来ている中国にはクアッドを緩やかでも軍事的同盟に格上げする方法しかないと思う。
5月 07
2021
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