ノーベル賞もの 東工大で

「脱炭素」の実現に向けCO2を排出しない水素エネルギーの導入が注目され、そのために水の電気分解を効率的、低コストで行う研究が世界中で進められている。その中で、東工大研究チームは地球でほぼ無限にある鉄とカルシウムを使って新しい触媒を作り出すことに成功。これまでレアメタルを使った同様の触媒は開発されていたが何せレアなメタルだからコストも資源も限られる。しかしこの研究で得られた成果は地球でほぼ無限の鉄とカルシウムが材料だからCO2を排出しない新たなエネルギー源として大いに期待されるのだ。ただ東電福島第一発電所は水素ガスが建屋内に充満して爆発事故を起こした。管理を間違えば危険は伴う。実用化には10年掛かると云うから十分安全性を高めてしかしくれぐれも中国に情報が盗まれないように頑張って欲しい。