火消しに大わらわ

読売の編集手帳に面白い一文があった・・・
桃太郎の始まりは「お爺さんは山へ芝刈りに…」だが、現代人には通じなくなって、中には「山のゴルフ場で芝を刈る仕事」と思う若者がいたとか。昔の芝刈りとは薪を集める仕事のこと。春先の里山が燃料の宝庫であったということを若者はイメージできない。足利市で発生した山火事は山が燃料庫であることを知らないハイカーが出火元のようだ。現場の消防は必死に消火に当たっているが、防災や消防の所轄は総務省でいまや接待問題の火消しに大わらわだ。くれぐれも火消しの対象と順番を間違えないよう願いたい・・・