世界各地に作られた「孔子学院」は中国政府のプロパガンダ施設として各国政府は強制撤去を進めている最中、那覇市は孔子廟に土地を無償提供していて、最高裁の判断が間もなく下る。湯島聖堂など孔子廟は各地にありその運営が注目される。
2018年の那覇地裁判決は「違憲」と判断している。孔子の霊を迎えるため供物を並べたり祭礼日だけ門扉の中央を開いたりする宗教的儀式をしている理由で儒教が宗教に当たるかにかかわらず宗教的性格の色濃い施設だ」と判断、使用料免除は憲法が禁じる「宗教的活動」で全額を徴収しないと違法だとした。続く福岡高裁那覇支部も違憲と認めた。ただ徴収すべき額は市に裁量があるとして示さなかったため市民団体が上告していた。おそらく「違憲」判決が出るだろうと思うが、日本政府や各自治体には中国に慮る輩がまだまだ多い。
2月 23
2021
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