年内再稼働はなくなった

東電説明会の前には決まって不祥事が起きる。今回はIDの不正入室と7号機の安全対策工事が完了していなかったことが判明、いずれも全くの人為ミスだ。謝罪に訪れた橘田代表に自民党県連幹部は「皆さんが描いているような予定はチャラになった。年内の再稼働はなくなった。元に戻りゼロからのスタートだ」と伝えたという。同じく花角知事も「ミスが重なると全体の信頼を失う。猛省を促したい」と記者を前に語った。全体として年内の再稼働が見えていただけに小生が思っている以上に深刻な問題になってしまった。
昨年暮れ、20年ちかく持っていた入構証と通行証を更新時に返却した。余りに手続きが煩雑で煩わしかった。重要エリアに入るIDカードとは全く違うが、ここでも東電の身内に甘く外部に厳しい体質が見え隠れする。いまとなっては返却して本当によかった。