アルツハイマー病に日本発の予防薬?

エーザイが開発したアルツハイマー予防薬を世界の1400人に4年間投与し効果を検証する試験が始まる。高齢化は地球規模の共通課題だから国際的に大きな注目が集まっている。
この際だから、認知症〜アルツハイマー病について調べてみた。
まず「認知症」とは何かの病気によって脳の神経細胞が壊れるために起こる症状や状態を云う。「老化によるもの忘れ」とは違う。認知症のうち約50%がアルツハイマー病で、今まで日常生活でできたことが少しずつできなくなっていく。新しいことが記憶できない、思い出せない、時間や場所がわからなくなるなどが特徴的。症状が出る10~20年前から脳内に「アミロイドAβ」と呼ばれるたんぱく質が徐々に蓄積し脳細胞が損傷されて発症することが分かっている。エーザイの「BAN2401」は脳内のAβを取り除く作用があるとされている。この類いのニュースに目が向いてしまう。