新潟県燕市にある「ツインバード工業」は小型家電製品を企画から製造・販売まですべての工程を自社で行っている。現在は600種の製品を開発製造していると云う。このわずか300人足らずの会社が製薬会社トップの武田薬品からワクチン小型冷凍庫5000台を受注した。ほかにも米国企業と部品供給の契約を結ぶなど今や時代の寵児。
注文を受けた「携帯ディープフリーザー」はコロナワクチンを保管するために使われる。米国が開発したワクチンは氷点下20度以下で保管する必要があるが、この小型冷凍庫は10度からマイナス40度まで1度刻みで温度を設定することができると云う。ものづくり新潟にまた一つ、世界に誇る企業が誕生した。
1月 20
2021
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