「5G」の通信網整備には現在、ファーウェイ(中国)、エリクソン(スウェーデン)、ノキア(フィンランド)の3社で約8割を占めている。しかし寡占メーカーの依存が強いと深刻なリスクが生じる可能性もあり、日本と米国と英国はNECと富士通の技術と製品を選択肢に加える方向で一致した。
日本メーカーはこれまで通信機器の分野で存在感を示すことができなかった。NECと富士通はいずれも世界シェアは1%未満にとどまる。だが中国の台頭による安全保障情勢の変化をきっかけに日本の同盟国や友好国の間で注目度が高まっている。大変結構な話ではないか。
1月 13
2021
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