ホタルの祖先は弱い赤色の光を放っていたが1億年前ころに強い深緑色に変わったことを中部大学などの研究チームが明らかにした。ホタルはほとんどの種が有毒で恐竜などの外敵が嫌う味をしており「まずいから食べるな」と警告を発する必要があったのだろうと話す。今度の研究でどのようなアミノ酸変化が発光色の違いをもたらすのかなどの知見が得られたので、近い将来、赤色や黄色に光るホタルが現れるかも知れないとも。こういう地道で失礼ながらどうでもいい研究だが、コロナ渦でウンザリの毎日にはそれなりに夢があっていいと思う。
1月 06
2021
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