また日本領土を証明する資料発見

尖閣諸島を日本領と記した1887年発行英国製「ロンドン・アトラス」と1875年発行ドイツ製「ハンド・アトラス」に尖閣諸島の西側に領土領海の境界を示す点線が引かれ、日本が1895年に領土編入する以前から欧州では尖閣諸島が日本領であると認識していたことを示し、尖閣諸島が台湾の付属島だとする中国側の主張を覆す貴重な資料が見つかった。日本の明治政府は明治28年1月、10年間の調査により清国を含むどの国の支配も及んでいないと確認したうえで沖縄県への編入を閣議決定していたが、これが国際的に広く認めていたことが証明されたのだ。
今後、日本政府は尖閣諸島や竹島に関する資料を集めた霞ヶ関の「領土主権展示館」に展示したりホームページへの掲載をして広報に努めたいと話している。大変結構なことだが、なぜこんな大事な資料が今になって次々見つかるのか、いかに今までの政府活動が脆弱だったかも証明している。