所在不明になっていた奈良斑鳩寺の焼けた壁土や柱跡破片が入った箱が法隆寺の倉庫から再発見、太子没後1400年のことし最大の贈り物になったと。一時は文科省までもが「聖徳太子はいなかった」などの流言に惑わされて教科書まで書き換えていた。それが今度の再発見でまた一つ太子実在を証明する証拠品になるのだから大いに反省して欲しい。
斑鳩寺は太子の子、山背大兄王が従兄の蘇我入鹿から焼き討ちされて自害をした場所だ。これで聖徳太子の血筋は絶えてしまったが、もし山背大兄王が存命ならいずれは天皇になって善政を布いたに違いない。(軸図の右側が山背大兄王)
12月 14
2020
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