テレビをリアルタイム視聴していない人は10代で39%、20代で34%、50代7%、60代6%という調査結果がある。またドンキでは32インチでテレビチューナーなしのテレビ？を1万9800円（税別）で売り始めた。そんなテレビ離れが進む中で、明日12日YouTubeライブでネット生配信をTeNYサービスが行う。実は７年前にテレビとインターネットを融合させる企画を提案したが、当時の上層部の理解＆知識不足で却下されていた。その提案書を読み返して、末尾に書いた「眠るお宝を」は今でも全く色あせていなかった。

眠るお宝を 　
米国では高名な新聞社が次々とＩＴ企業に買収され、一部のローカルテレビ局にも波及しています。また米CBSでは広告収入が横ばいの中、動画配信関連が全収入の４分の１になったと伝えられています。よもや日本で同じことが起こるとは思えませんが、局間同士での競争に勝つこと以上に、近い将来、他メディアとのシナジーを高め複合メディアとしての総合力が問われることは間違いありません。ローカル局として徹底して地域情報にこだわること、人材を育てること、それが結果的に世界に通用するオンリーワンになると考えています。
この終わりなき生き残り戦略に「正解」はありませんが「トライ」する姿勢が何より大切だと思います。「挑戦」せずして「勝利」はあり得ません。
海底にいくら無尽蔵の資源が眠っていても、まず船を漕ぎ出さなければ手に入りません。漕ぎ出して何があるかを探り、次に手にする方法を考えるのが常套手順です。そして、イの一番に挑戦した者がお宝を手にするのです。大海を知らなければ、もはやそれまでです。