米大統領選から大坂都構想まで政治利用

大坂は中国人観光客の人気の街であり、この度の「大坂都構想」の是非を問う住民投票には高い関心を寄せて、検索ランキングではあトップだったと云う。投票前は住民の意向によって行政上の重大方針が決まることへの羨望の声が多かったが、否決結果が出るとさっそく中国政府は社会主義体制の優位性を宣伝。米大統領選の混乱ぶりもあって「自由と民主主義」への幻滅が拡大した云うのだ。しかし幻滅を感じた中国民が都構想や民主主義の何たるかを正確に知っているとは思えないから、まだまだ民度は低いと云わざるを得ない。