富岳が飛沫のシミュレーション

理化学研究所のスーパーコンピューター「富岳」でコロナウイルス飛沫のシミュレーションが行われ、想像以上にちょっとした工夫でリスクを減らせることが分かった。
まず会話で飛ぶ飛沫には床や机などにすぐ落下する比較的大きな飛沫と、粒の大きさが5マイクロメートル(1マイクロは千分の1ミリ)程度以下で空気中を長時間漂うエアロゾルがある。1分間の会話で約約900個の飛沫が飛び、咳は1回1万5千個ほどが飛ぶと云う。例えば4人がテーブルに座って会話をしたとき、横の人から話掛けられたときは正面の5倍の飛沫を浴びる。だからテーブルにははす向かいで二人で座ればかなり回避出来ることが分かったと。
計算速度世界一、使いや易さ世界一の「富岳」が日常生活にも役立っているPRのようでもあるが、こういうシュミレーションはどんどんやって欲しい。