米国は病んでいる

米大統領選前に拉致しミシガン州政府を転覆させることを企てた極右武装グループ男13人が逮捕された。容疑者らは知事別荘での拉致を計画し爆弾の準備や戦闘訓練も行い、州議会議事堂を襲撃して知事ら州政府高官を人質にするため協力者200人を集める計画を立て最終段階にあったと云う。
狙われたミシガン州ウィットマー知事は民主党の副大統領候補にも名前が挙がった党ホープの一人。コロナ対策では早くから厳しい外出禁止令を打ち出すなど手腕が注目されていたが、トランプは「ミシガンを解放しろ」などと知事を口撃していた。これに呼応して白人至上主義者も多く参加していたようだ。
この事件、イランやイラクで起きていることが米国内で発生したのだ。間接的ながらトランプが扇動した「内乱内戦」とも云える。これでトランプの再選は敢然になくなった。