米国のような一国主義が強まる中でも「世界貿易機関=WTO」はそれなりにチカラを保持する国連機関の一つだが、その事務局長に親中国で知られるナイジェリアの元財務相と日本批判を公然と行ってきた韓国人役人の二人が候補として残った。どっちが選ばれても日本攻撃が強まることは間違いない。かって緒方貞子さんのような世界中の尊敬を集めた優れた国際人がいた日本は今は昔の話だ。
この度のWTO事務局長選で韓国は女性の兪氏を擁立して外交攻勢をかけ、EUを中心に支持を集めることを読めなかった。日本外務省の力量は相当に墜ちていると誰もが指摘する。必然的に、この二人の何れが就いても日本はアジアで、世界でチカラ不足を露呈することになる。
10月 11
2020
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