米国では発売1週間で78万部を売ったトランプ政権の前大統領補佐官ボルトンによる回顧録「それが起きた部屋」の日本語版が発売されていま手元に届いた。540ページの分厚い本だがこれからじっくり読もう。アマゾンの宣伝文句には・・・
日本に対する言及は実に150カ所以上にも及ぶが否定的な言質は皆無。安倍首相や国家安全保障局長谷内との会話などでは日米外交の裏側が生々しく再現されている。北朝鮮に対する日韓の主張の違い、例えば安倍首相は「制裁の効果もあり金正恩がいら立っている表れだ」とトランプ政策を褒めたが文在寅は「交渉決裂を大きな問題にせずに北朝鮮への食糧支援を検討してほしい」と親北を露骨に現したなどと生々しく再現されている、と・・・
トランプ失策が主な内容だが文在寅政権批判が153回もあるそうで、また韓国の苛立ちが目に見えるようだ。