対中協力主導の経産官邸官僚退任

二人の官邸補佐官が退任した。いずれも経産省の先輩後輩で今井尚哉は一帯一路への協力や習近平国賓招待など対中接近外交をリードし長谷川は捨て金となった北方四島経済協力を推し進めるなど日本の信用失墜をつくった人物だ。この二人は担当省庁を差し置いて独断専行で安倍外交を主導していたので、経産省は外務省、国交省、財務相などから倍返しの報復を恐れているとか。親中派の大ボスが官邸を離れることは結構なことだが、二階俊博は「国賓招待は穏やかな雰囲気の中で実現できることを心から願っている」などと習近平来日の実現に意欲を示しているからこの怪物に果たして菅さんが抗しきれるか、前途は多難。