日本の首相だったらいいのに !!

さすが阿川佐和子、産経に李登輝総統の追悼文を寄せた。
「李登輝さんと2度目にお会いしたのは東日本大震災の翌年の2012年で日本中がショックを受けていた時期だった。そんな中で台湾の人たちがとんでもない額の義援金を送ってくれた。まずそのお礼を言わなければならないと思って週刊誌の対談に臨んだのが、逆に日本人は何一つ自信を失うことなんかないと励まされて半分泣きそうになった」「何より思ったのが政治家ってこういう人なのね、ということ。人間としてオーラがあり人を引き付ける力を持っている。政策どうこうといったレベルではない哲学があった。李登輝さんは ”信仰を持ちなさい” とおっしゃったがそれは仏教やキリスト教といった話ではなく、これのためには命を懸けられる、といえるものがあるか。謙虚さや反省もそこから生まれると」「李登輝さんが日本の首相だったらよかったのに。こんなに日本の歴史に詳しくて日本の置かれている状況を感情的にならず冷静に判断することができて、しかも日本をここまで深く愛している人は日本人にもいない。首相をやってくださらないかなと心から思った」  日本の首相だったらよかったのには全く同感です。