「疑惑」ではなく「確信」に

広島・長崎の原爆投下による人体実験は米民主党とトルーマン政権のナチスを越えた残虐非道な行為だが、ほとんどの米国人と多くの日本人までもが「爆投下がなければ狂信的な日本は本土決戦までもつれこんで日米双方ともに何十万数十万もの死傷者が出ただろう。だから原爆投下もやむなし」と思っている。しかし長谷川煕氏(元朝日新聞記者)の「疑惑」はB29(エノラゲイ)がいったん広島を去り、安心させて警戒警報が解除になるやいなや反転、より多くの日本人を殺傷するために防空壕から出てきたところを最初から狙っていたことを克明に暴いている。
ここまでドキュメントしたのだから書名は「疑惑」ではなく「確信〜エノラゲイの人体実験〜」にした方がよかったのに。米国人のこの極悪非道な人体実験を歴史から葬ることは絶対にあってはならないと改めて思ったが、中国や韓国が云う「日本の歴史認識」はなんとも甘ちゃんだコト !!