国際通信の95%は海底ケーブルを経由してる。あらゆるモノがネットにつながるIoTや次世代通信規格5Gの普及で通信量が増えると必然的に海底ケーブルの拡充が課題になるが、ここでも中国はファーウエイの技術で存在感を高めていた。しかし海底ケーブルの中継器から通信データが監視される恐れが指摘されていて、中国のスパイ活動に使われることを懸念したトランプ政権はチリ政府に中国ルートを採用しないよう働きかけていた。そしてこの度、チリ政府は日本が提案したチリ→ニュージーランド→オーストラリアルートの採用を決定。これで埋設工事にはNECなどの日本企業が有利になったようだ。
5Gのオープン化を提唱する日本の技術が注目されるなど、ようやくにして世界市場で日本の通信インフラへの参入チャンスが増えてきたか !?
8月 06
2020
2020