国連に15ある国連専門機関のうちWHOを含めると5機関のトップが既に中国に占められている。中でも国際電気通信連合(ITU)は次世代通信規格(5G)の技能性能や仕様を決める機関だから通信ネットワークで世界制覇を狙っていることは云うまでもない。そしてこの度の「香港国家安全維持法」に賛成を表明した国は53ヵ国、いずれも「一帯一路」「債務の罠」に絡めとられている国々が中国支持に廻った。香港を支援する勢力が圧倒的劣勢に立たされている、これが国連の現実だ。
そして韓国までもが世界貿易機関(WTO)の次期事務局長選への立候補を表明した。日本による輸出管理の厳格化に対応し先頭に立って日本を批判してきた人物で、出馬に当たって韓国に有利な結果を導き出すことを第一義に上げた。もはや中国も韓国も「やりたい放題」だ。
それでも日本の中には未だに「国連信仰」を唱える政財界人、専門家が多い。世界自然文化遺産に登録されて有難がる国連信仰はもういい加減にしたらいいのに。大切なものなら自分たちで手厚く保存すればいいだけの話だ。いい加減に目を覚ませ !!
7月 17
2020
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