マツタケが絶滅危惧種に

国際自然保護連合は絶滅の恐れがある野生生物を分類した「レッドリスト」を更新し、秋の味覚を代表する高級食材マツタケを絶滅危惧のうち3番目に深刻な「危急」に分類した。
マツタケはアカマツなどの根に菌が付いて成長する。ヨーロッパ、ロシア、アジアに分布するが、松の木が枯れる病気や森林破壊などの影響で減っていると云う。国内での年間収穫量は60年ほど前に5000トンを超えていたが近年は数10トンほどで低迷。だから国産天然ものなら100gで8,000〜10,000円で店頭に並ぶ超高級食材になった。日本は90%以上を中国などからの輸入に頼っているが、中には北朝鮮ものが紛れ込んでいるらしい。