レジ袋の有料化が始まった。海洋プラスチックごみ問題など環境対策の一環だから環境相小泉進次郎が久々に顔を出して西川きよし、さかなクン、トラウデン直美の3名を「プラごみゼロアンバサダー」に任命したことを話していたが、すっかり影が薄れていた。一方で人気絶頂のさかなクンは早速「魚に会いたくて海に潜るとレジ袋や細かいプラスチックごみがたくさん浮かんでいるんです」とPRを始めたが、作家の内藤洋介氏は「漂着プラごみの種類別割合では重量比でレジ袋が全体の0.4%、漁網等が41.8%、容積比ではレジ袋0.3%に対して漁網等が26.2%。もちろんレジ袋やプラスチックゴミによる海洋汚染は大問題だが、それ以上に漁業網が浮遊する影響の方がはるかに大きい」と説得力ある説明をしていた。環境省も官僚もマスコミも、情緒に流されずにデータに基づいた説得力あるキャンペーンを進めて欲しいものだ。
7月 03
2020
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