コロナウイルスに次いで「バッタ」の大量発生が世界中に広がっている。コロナ対策で国境封鎖都市封鎖が行われて殺虫剤や散布用機器、航空機と飛行スタッフが動けず被害を広げていると云うのだ。
計算上は、何と4畳半に4万超のバッタが群れていると。これを「蝗害 =こうがい」と云うのだそうで、農作物を食い荒らし飢餓を引き起こす恐ろしい災害をもたらす。バッタは約5日ごとに100個近く産卵し成長していくためあっという間に大きな群れになっていく。しかも大群で1日150Kmも移動できるから被害地域はどんどん広がる。以上は新書「バッタを倒しにアフリカへ」に詳しく載っていた。
火星さえも探検してしまおうかというこの現代に、バッタとウイルスのダブルパンチ。つくづく人間の非力さを感じてしまう。
6月 29
2020
2020