米大統領元補佐官ボルトンの暴露本はトランプの無茶苦茶な外交政策の内幕を暴き、中国、北朝鮮、ロシアなど世界の首脳たちとの仰天エピソードが満載だと云う。トランプは「全くのデタラメ」だと出版差し止めを求めたが裁判所は却下。米国内では在庫切れがでるほどの凄まじい売れ行きのようで11月米大統領への影響は必至だ。
最も興味深い話は、大坂のG20が開かれた際、トランプ×習近平会談が行われ、習近平に「あなたは中国の歴史上、最も偉大な指導者だ」と持ち上げ「中国が大豆と小麦の購入拡大を進めれば私は大統領選に勝てる」と選挙運動までしていたらしいのだ。とにかくトランプ外交は一貫性がなく予測不能で同盟国を軽視する一方で、強権政治を敷く独裁的なリーダーたちの機嫌を取ろうとしてきたことが詳細に書かれていると云う。
まあどうでもいいことだけど、もし日本語訳が出たらやっぱり買うだろうな。
6月 28
2020
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