台湾の野党・国民党は総統選で2回連続の惨敗結果から党改革委員会全体会議を開き、中国が台湾の「主権」を尊重することを盛り込んだ新対中改革案を決めた。9月の党大会で正式決定する。中国はこれまで国民党が「一つの中国」を認めていることを「統一の足掛かり」としてきたがこの根拠が崩れることになる。ただ国民党が党方針を変えたところで中国が「中華民国」を認めることはあり得ない。
前にも書いたが(今年2月10日付け)台湾国民党は中国大陸での一部の権利があるというような主張を捨てて「台湾」という島名を堂々と名のればいい。「中華民国を捨てて台湾に名称を変える」と云うだけで十分だと国際法の専門家は指摘する。そうすれば「パレスチナ」同様、誰に遠慮することなく堂々と台湾は「国家」となれるのだと。台湾は十分に民主政治が活きている。蔡英文さん、ここはぜひ国民?投票をしたらいいと思うが・・・
6月 26
2020
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