5月24日現在で、全世界で531万人が感染し34万人以上の方が命を落としている。日本では1万6569人が感染し死亡者は825人。日本人が欧米に比べ人口当たりの死亡者数が少ない点に注目し、慶應義塾大学、東京医科歯科大学、大阪大学、東京大学医科学研究所、国立国際医療研究センター、 東京工業大学、北里大学、京都大学が共同して感染症学、ウイルス学、分子遺伝学、ゲノム医学、計算科学を含む異分野の専門家からなる共同研究グループ「コロナ制圧タスクフォース」を立ち上げ、重症化に関係する遺伝子を探す研究に着手した。
研究班は国内約40病院から新型ウイルスの感染者600人の血液を収集し全遺伝情報を解析。軽症・無症状者と重症・死亡者の間に遺伝的な違いがあるかどうかを調べ9月ごろに研究成果をまとめると云う。また得られる知見から、今後は診療における治療予測を提供するだけでなく、独自の技術に基づいて有効な粘膜ワクチンの開発を目指したいと・・・ただ中国責任を口にしない日本の現状は何ともやりきれない。
5月 28
2020
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