媚中の責任

「日本科学者会議」の趣意書には「科学を人類に役立て正しく発展させるようにするためには何よりも科学研究に携わる科学者がその社会的責任を自覚し科学の各分野を総合的に発展させその成果を平和的に利用するよう社会に働きかけねばなりません」とあるが、どこからこんな歯の浮くような言葉が出て来るのか・・・原発や科学の軍事利用には激しく反対をしながら、日本の研究者が中国に引き抜かれる現状には見て見ぬ振りをする、エセ団体、無用の長物だ。
カネに目が眩んで中国に研究成果を売り渡す不徳研究者があとを絶たない。中国には「千人計画」という外国研究者を破格の待遇でもてなし、その研究成果を中国の資産化、軍事転用する政策がある。日本はじめ欧米から著名な科学者や投資家が密かに参加し、既に8000人を超えているとの噂もある。トランプ政権は技術流出を防ぐために規制を強めているが日本はほぼ野放し状態。日本の科学技術が日本の安全保障には生かされず中国の軍事力近代化に貢献しかねない状況だとすれば放置していいはずがない。冒頭の日本科学者会議は全く形骸化し、政府自民党も二階俊博率いる媚中派が幅を効かせて全く規制の気配がない。不作為の罪は必ず日本の将来に禍根を残す。