日本の量子科学技術研究開発機構研究チームは免疫が武漢ウイルスを打ち負かそうとするあまり過剰に働き、暴走して炎症が広がり重篤化する可能性を突き止めた。免疫の働きを高める「インターロイキン（ＩＬ）６」というタンパク質が体内で過剰に分泌されると免疫細胞はウイルスに感染した細胞だけでなく正常な細胞も攻撃してしまう。死亡した患者はＩＬ６の血中濃度が顕著に上昇していたとの報告があり、重篤化の一因として指標に使える可能性がある。感染初期は免疫力を高める必要があるが、重篤化すると逆に免疫を抑える治療が必要になる。そこで有望視されるのが中外製薬のＩＬ６阻害薬「アクテムラ」という関節リウマチなどに使う薬だ。研究チームは「新型コロナは免疫の暴走を抑えられれば怖くない病気だと思う。治験が効果的に進むことを期待している」と話す。

米国政府は中国科学院武漢ウイルス研究所から発生したことを示す「多数の証拠がある」目下、断定するための検証作業を進めていると述べた。武漢ウイルスは治療法も発生源もいよいよ追い詰められてきたな。