ブルー・ドット・ネットワーク

1990年ボイジャー1号が当初の目的を達成して太陽系を離れるところ、カール・セーガンの依頼を受けたアメリカ航空宇宙局はカメラを地球に向ける指令を出し0.12ピクセルの小さな点でしかない地球を太陽系家族写真の1枚として撮影した。まさしく地球は青い点「Pale Blue Dot」だった。

この命名を借りて、債務の罠「一帯一路」で世界帝国を築く中国習近平に対し米国と日本と豪州が協力して中国の横暴を止める「ペイル・ブルー・ドット」構想を昨年末に発表した。中国のための中国人による中国化政策でしかない「一帯一路」に対して「ブルードットネットワーク」はインフラ開発を必要とする国へ米日豪が協力をして資金供給を促し開発事業を自国が担うというところが全く違う。まさしく太陽系家族、地球はひとつを体現するオープンかつ包括的な枠組みという訳だ。