歴史の教訓

13日午後1時現在の各国政府発表数だがこんな数字は誰もが信じていない。世界全体で1億5千万人(2%)に達すると云う専門家もいる。
イタリアで最初の症例が発見されたのは1月末。武漢からの中国人観光客2人がイタリア旅行中に発症した。またイランでは中国の労働者か武漢訪問のイラン人商人がウイルスを持ち込んだらしい。欧米の経済制裁が強まる中で中国との往来は今なお密接だと云う。

読売は「世界を動かした感染症」という特集を載せて「シルクロード」が天然痘やペストを世界に広げたと書いた。(ここからは小生の想像ながら)積極的に習近平に協力してきたイタリアの惨状、今なお中国に頼るイランの惨状からして、習近平が進める「一帯一路」は今度の一件で完全に頓挫すると見る。イランもイタリアもまさしく対中関係が裏目に出た。「中国と関わった政府や国は必ず滅びる」と評論家石平氏は容赦ないが、氏の云う歴史の教訓が今度もまた繰り返された。