東京五輪に暗雲

メルケル首相は感染拡大について「ワクチンも治療法もない中、ドイツ人口の60%から70%が感染する可能性がある。感染拡大のスピードを遅らせることに集中したい」と述べるなど早々に収拾できない認識を示した。日本国内では口には出さずとも誰もが「東京五輪は危うい」と思っている。これまで日本で開催されたオリンピックの年に池田勇人、佐藤栄作、橋本龍太郎の3人の首相が退陣している。だから安倍さん、内心はヤバイと思っている筈。経済への打撃度を見て解散総選挙は十分にあり得るナ。
日経によると厚労省は当初、PCR検査は医療行為ではなく「喫煙と肺ガン」のような環境と病因の統計的調査「疫学調査」と考えていた節があると云う。しかも国立感染症研究所にワクチンの検査や開発をやらせるために厚労省の利権から巨額な研究開発費が税金で賄われている。厚生労働省の職員は約4万人、そこに得体の知れない天下り法人が山のように群がっている。巨大化した烏合の省は早々に縮小分割した方がいい。