またウイルス対策のこと・・・

政府は新たな「新型コロナウイルス対策基本方針」を発表したが早くも議員からも「文言が複雑で理解が難しい」「丁寧さが足りない」などの批判が上がった。そうだろうな。いきなり ”クラスター” などと横文字を使ったのでは国民に伝わる筈がない。また加藤厚労相は「1日3700件の検査体制が出来た」と云うが、実際は数百件しか成されていない上に検査受診対象が「高齢者」や「基礎疾患者」としているため、若い妊婦が急変したケースでも検査拒否の事例が出た。これらは代々の政府が取った「保健所の削減」の愚策がもたらした結果でもある。例えば、京都は11から1へ、大阪は24から1へ、横浜は18から1へ、名古屋は16から1に、人や予算を削減した。また基幹病院の病床数削減も仇となっている。国民不在の政策のツケが廻ってきたのだが、だからといって野党政権がいいという意味ではない。
中国湖北省武漢市へチャーター機計5便を飛ばし、同省滞在の邦人ら828人を帰国させた。当初は約8万円の運賃は個人負担とする方針だったが、親中派ボス二階俊博や公明党山口那津男らがチャチャを入れて政府負担に変えさせた。この不平等さは今後に大きな禍根を残すことだろう。
そして「お前が云うか」と思うが、中国人民日報は「日韓の対応措置はほとんどが後手で信念を欠いている」と批判したが、あながち間違いではないナ。