中国の肺炎封じが習近平の失敗だったことが証言で明らかになった。中国政府は初動の失敗の責任は現地(湖北省)の担当者にあるとの立場は今でも変わっていない。が、実は1月7日の習近平主宰の党政治局常務委員会を前に衛生当局者が武漢市内の防疫対策をするよう進言。これに習近平は「パニックを起こして春節の気分に水を差す」との理由で退けた。ところが一転、2月23日政治局会議では「私(習近平)は先月の会議ではかってのSARSのように重大な伝染病への警戒を指示していた」と白を切った。自身の失敗を隠蔽したのだ。
さて日本でも同じようなことが起きている。国内で初めてコロナウイルスによる肺炎患者が確認されたのは1月15日。1月21日と24日に関係閣僚会議を行ったものの「新型コロナウイルス感染症対策本部」が設置されたのは1月30日になってからだった。それから10回以上は開かれたが1回当たりの会議時間は平均12分。何かを議論して決める場というより出席した閣僚や官僚が用意したペーパーを読み上げ、安倍さんがペーパーを読む姿をマスコミのカメラに撮らせる場になっていた。これでは安倍政権と厚労省の本気度が疑われる。何度も書くが、中国と韓国と日本は人災の同列国になった。
2月 26
2020
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