「感染症の世界史」著者の石 弘之さんインタビューが面白い。
新型コロナウイルスはキクガシラコウモリが持っていた疑いが強い。それが他の動物を仲介してヒトに感染したのだろう。中国にはまだ野生動物を買って食べる食文化がある。中国政府は野生動物の売買を禁止したが中国人は「上に政策があれば、下に対策あり」と云うからなかなか流通は止まらない。日本の捕鯨、韓国の犬肉料理など世界はこの三国を同列に見ている。かってヨーロッパで大流行したペストの時は欧州全人口の40〜60%が死亡したと云われユダヤ人が病気をもたらしたとデマが流言、ユダヤ人虐殺が起きた。今度も海外在住の日本人がイジメにあう事態が起きている。
「スモールワールド現象」という有名なシュミレション実験がある。米国中部ネブラスカ州の住人160人を無作為に選び東海岸のある人物に知り合いを伝って手紙を受け渡せるかという実験。その結果、わずか6人が介在すればまったく知らない人にまで届けられた。つまり「人類は 6 人が仲立ちすればすべて知人」ということ。手紙をウイルスに置き換えたらその凄さが分かると。
中国や韓国は身から出たサビだが、日本は安倍政権と二階自民党の判断ミスで信用ガタ落ち。