ついに産経新聞の社説が書いた。
習近平国家主席率いる中国指導部の新型肺炎に対する初動の過ちが招いた異例の事態といえる。習氏が1月7日の時点で新型肺炎へ対策を要求したと伝えた。が、当時そのような発表はなく初耳の話である。極めて疑わしい。今、取り組むべきは姑息な責任回避ではない。世界と協力して感染阻止にあたることである。 王毅外相はミュンヘン安全保障会議で演説し「新型肺炎への対応の迅速さと規模、有効性は中国の体制の優位性を示している」と胸を張った。強がりの発言をしてむなしくないか。謙虚に世界の支援を仰いだらどうか。各国からの専門家派遣を拒み続けているのは見られて知られて拙いことがあるからだろう。
習近平氏は外交で求心力を取り返す積もりだろうが感染拡大阻止に専念すべきときである。日本も習近平氏の点数稼ぎに加担したとなれば世界の非難の的になること必至。毅然として断固中止すべきだ。
2月 20
2020
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