中東の最新情勢が知りたくて内藤正典氏の「限界の現代史」を読んでいたらに面白いことが書いてあった。
2017年「報道の自由」や「表現の自由」について国連の人権問題特別報告者が日本の遅れた状況を厳しく非難する報告書をまとめた。その時、日本政府は「この報告書は国連の総意を反映するものではない」と反論した、が、国連には個人で委託を受けてテーマを調査報告する制度があって特別報告者のレポートが「国連の総意でない」のは当たり前のコトだと云うのだ。「総意でない」と反論した日本政府や外務省は国連という機関を全く理解していなかったことになる。これでは国連改革など云うに及ばず、何とも恥ずかしい話ではないか !!
2月 09
2020
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