米国製薬会社バイオジェンと日本のエーザイが共同開発したアルツハイマー病の治療薬「アデュカヌマブ」がいよいよ来年中に承認申請をする。これまで550人に投薬の臨床実験を行い、1年半後、認知機能の低下を22%抑えられたと云う。
「認知症」は病名ではなく認識したり、記憶したり、判断したりする力が障害を受け、社会生活に支障をきたす状態のこと。この6割以上がアルツハイマー病だと云われる。アルツハイマー病は脳の神経細胞が減少する、脳の中で記憶を司る海馬などが萎縮する、脳に老人斑というシミが広がる、脳の神経細胞に糸くず状の神経原線維が見つかるなどの変化が現れる。
実は親戚の叔母(78歳)にこのアルツハイマー型認知症の症状が出だした。何度も同じ話をしたり同じ質問を繰り返すことが多く、また新聞はよく読むが内容を直ぐに忘れてしまう。今の状態なら生活に支障はないから何とか進行を遅らせることが出来たらいい。だから新薬のニュースに飛び付いたのだが・・・
12月 13
2019
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