世界に顔向け出来ない日本行政の大失点、大失態事件が起きた。神奈川県庁の行政文書のデータが入るハードディスクが18本、ネットオークションに流出したのだ。流出したデータ量はスノーデン米国外交公電流出事件の10倍とも云われ、個人名や住所録を記した自動車税納税書や法人名のある税務調査通知、課税に関する職員名簿、県庁内部の業務記録などが含まれる。流出させたのは富士通リースの下請けでブロードリンクという素人会社だった。ここは防衛省や最高裁にも出入りしているから、なぜこんな会社がと思うが、そこが日本の甘さ。神奈川県庁も人任せ、請け負った富士通も人任せ、無責任体制の連鎖が招いたトンデモ事件ということだ。情報スカスカ天国の日本、こんな国でマイナンバーカードなど普及する筈がない。
12月 11
2019
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