30年前、日本は天安門事件の翌年には欧米が経済制裁を続ける中、いち早く円借款を再開。さらに翌年、小沢一郎の肝いりで海部首相は訪中してしまい独裁国家は息を吹き返した。あのとき欧米と足並みを揃えて厳しい経済制裁を続けていたら中国共産党は消えていた・・・
そして30年経って、今度は二階俊博の「国賓待遇は当たり前だ」と強烈な肝いりで安倍が同じ過ちを繰り返そうとしている。習近平の強権弾圧政治は1週間で1万5千人のウイグル人を収容施設送りにしたり香港に軍隊派遣を匂わせたり、第二の天安門事件の様相の中でCNNがまた一つ中国の横暴を暴露した。
フィリピンの電力送電会社「NGCP」はフィリピン家庭の約80%に電力を供給している。この電力の生命線を抑える会社株式の40%が中国政府が支配する「中国国家電網」であり、システムにアクセスできるのは中国人技術者のみ。だから中国人の指先1本で電力を止められる。不思議なことに愚鈍?なフィリピン国民はこの事態に文句一つ云わない。まるで習近平国賓招待に無頓着な日本人と同じなのだ。安倍さん「桜」問題なんてもんじゃない、明らかに自由民主政治への裏切り行為ですゾ !!
12月 03
2019
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