笠りつ子が「死ね !!」の暴言

医療センターとのゴタゴタは何とか収まったが信頼感はとうに失せた。勘違いは病院ばかりではなく今や人気絶頂の女子ゴルフ界も然りのようだ。
笠りつ子が風呂場にタオルが置いてないことに腹を立て「何で置いてないのか」「タオルを出せ」の押し問答のあげくコース副支配人に「頭が固い。死ね」と暴言を吐いたと云う。こういう勘違いは人気に驕り、ジュニア時代からゴルフの世界だけしか知らない選手たちを作り続けてきたことに起因する。ツアーを管轄するLPGA上層部もゴルフだけをしてきた元ツアープロ。それを取り囲むゴルフ業界にもゴルフの世界の特殊性に感覚がマヒしている者が少なくない。そんな背景が「選手ファースト」をまちがった方向に導いているのだ。たった一人の行動が全体のイメージアップにもイメージダウンにもつながるのがプロアスリートの世界なのだ。