台風の元は熱帯海上にできた空気の渦。海面水温が高い(26.5度以上)いほど、水蒸気を多く含んだ上昇気流(積乱雲)が発生しやすい。この積乱雲がまとまって大きな渦をつくると中心付近の気圧が下がり熱帯低気圧となる。そして最大風速が17m/sを超えると台風と呼ぶ。つまり台風は海水温が27度以上あると海からエネルギーを得て発達を続ける。今年、太平洋の海面温度は日本列島の近くまでが28度以上あり、台風18号19号とも大きな勢力を維持したまま首都圏を直撃した。首都圏直撃コースを辿ったのは、今夏、意外と早く残暑が引いたのも太平洋高気圧の張り出しが弱いからだ。自然条件が急激に変わるとは思えないから10月いっぱい大型で首都圏直撃型の台風は続くだろうな。
10月 15
2019
2019