英国は議会制民主主義の母国である。が、その惨状は目を覆うばかりだ。元凶は偏に無責任極まりないキャメロンの誤算にある。目下、離脱を巡る内幕本を執筆中と云うが、多くの国民は「自責の念や良心の呵責を示さない回顧録を手にする気はさらさらない」と冷ややかに突き放す。このキャメロンが日本にも大きな影響を及ぼしかねない一帯一路の投資ファンド要職に就く予定だという。中国はバカ殿を狙い撃ち、札びらを叩いて籠絡したのだろう。まあ日本でいえば鳩山由起夫のような厄介な売国奴に成り下がった。そんな経緯が新書「イギリスの失敗」に書かれていて久々に面白く読んだ。
10月 08
2019
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