ワル知恵の巣窟

携帯電話とスマホの料金体系はホントにわかりすづらい。総務省は利用者囲い込みを抑制するため端末割引の上限を2万円にするよう行政指導していたが、ソフトバンクは巧妙にすり抜ける手口を考えた。それは・・・まず携帯電話端末を48回(4年間)分割契約にする。客はその24ヶ月間(2年間)は端末の分割料+月額390円のサービス料を支払う。2年経っていったん端末を返却、改めてその端末を購入すると2.000円だけ支払えばいい。つまり端末は半額以下になるという巧妙な仕組みだ。ソフトバンクの言い分は「総務省の割引制限は本体と通信料を一括提供する場合の制限であり、今回は端末と通信料が別々の契約だから行政指導に違反はしない」と。こんなワル知恵、いったい誰が考えるんだろう。当然、総務省はこんなインチキ販売の停止を要請したが、携帯キャリア3社いや楽天も入れて4社のイタチごっこは終わることがない。
一方で、インチキ社長で消費者を舐めきっている筆頭、楽天の三木谷やソフトバンクの孫。プロ野球球団にまで手を出す手口はそっくりだ。三木谷に至っては、政府は携帯電話の3社寡占を崩すために法改正をしてまで電波割当をした。しかし半年経っても基地局の整備は一向に進まず、事業計画がいかにもインチキだった。当然、楽天株は急落、総務省も3回にわたり行政指導をしている。が、当の三木谷は何処吹く風で反省の色は全く見えない。そもそもこんな会社に国民の財産「電波」を割り当てる方がおかしいのだが・・・