快調「正論」

雑誌「正論」業田良家氏の連載マンガは中国と韓国の風刺が効いて面白い。(初見者用に赤字で登場人物名を入れてみた)もう一つ、巻末の「折節の記」は署名なしだが、調べたら高山正之氏(元産経記者)で、これまた短文ながら味がある。今月号には・・・中国におもねて香港騒動にダンマリを決め込む安倍政権を批判して「日本は30年前の天安門事件の際、手をこまねくばかりか、翌年には欧米が経済制裁を続ける中、いち早く円借款を再開。さらに翌年、当時の海部総理が訪中して独裁国家は息を吹き返した。あのとき、欧米と足並みを揃えて厳しい経済制裁を続けていたら、中国共産党は消えていたのかも知れない。歴史にイフはないが「一帯一路」に象徴される覇権主義をつくったのは日本だ。この教訓を香港騒動に活かそうとしない安倍政権は総理の云う「悪夢の民主党政権」と同じではないのか。しっかりせよ、安倍晋三。危機はいまそこに迫っている・・・