日本は「困った困った」米国は「失望した遺憾だ」の声ばかで何か変だと思っていたら、軍事ジャーナリスト鍛冶俊樹氏が「懸念表明の裏で ”歓迎” する日米のホンネ」という面白い一文を書いていた。曰く・・・
実は韓国政府は破棄を望んでおらず、不本意ながら破棄に追い込まれたのではないだろうか。というのも、そもそもGSOMIAは韓国に利があっても日米にとっては有害無益な協定に堕していたからだ。昨年12月、韓国海軍と韓国海洋警察が能登半島沖の日本海で漂流する北朝鮮船舶を保護し哨戒活動で飛んできた日本の海上自衛隊哨戒機に射撃用レーダーを照射、威嚇して追い払った「韓国レーダー照射事件」北朝鮮の依頼を受けた韓国が捕獲して真相を隠したまま北朝鮮に送還した。韓国は同盟国の日本に情報を伝えず敵国の北朝鮮と通じていたのだ。こうなれば在韓米軍の情報が韓国を通じて北朝鮮に漏れていると考えた方が自然で、事実、短距離ミサイル発射を続ける北朝鮮が公開した写真の1枚に何と米国製戦略システムが写っていた。100%、韓国経由で流出したとしか考えられない。米国防省は韓国に事実関係の説明を求めたが窮した文在寅の答えがGSOMIAの破棄だった。これには日米が文在寅政権を追い込んで塀の中に落とす、 まるで映画のようなシナリオがあると思えてならない・・
8月 27
2019
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