終戦記念日に ②

太平洋戦争を解説した教科書には載らない小中学生向けの一文を見つけた。

第二次世界大戦・太平洋戦争に日本が負けたのは1945年のことです。が、それよりももっと昔の1500年ごろから世界中を巻き込んだ戦争が始まりました。ヨーロッパの白人たちは世界中の国を植民地にし、そこの人たちをほとんど人間ではなく動物のように扱い、その土地でとれる貴重な品々を強奪したりしました。そして1800年の終わりごろになって、そのヨーロッパ人たちの侵略の手がとうとう日本にも伸びてきたのです。当時の日本人たちは世界中の国々でヨーロッパ人たちがやってきたひどいことを知って驚き、どうしたらいいのかを考えた結果、天皇を中心に力を合わせてヨーロッパ人といさぎよく戦うことにしたのです。しかし戦いで日本は敗れました。戦争が終わったあと、勝った国の代表アメリカは「日本がアジアの国々を侵略して悪いことをしたのだ」と宣伝しました。日本の学校ではいまでも「日本は自分の国を守るために戦ったのだ」ということは決して教えません。しかし戦争が終わって長い年月がたった現在、徐々にその事実に気付きはじめた大人も増えてきました。それに気付いた大人とそれに気付いていない大人がいるのがいまの日本の状態なのです。
ここまで子供達が理解すれば上出来 !!