今度はトランプが中国や韓国、メキシコ、シンガポールなどを名指しで「WTOに発展途上国と申告し優遇措置を受けているのは不当」と批判。もし10月下旬までに改革が進まない場合、米国は独自でも「途上国扱いを取りやめる」と米通商代表部に指示をした。WTO(世界貿易機関)に途上国と自己申告した国は先進国からの関税免除などの優遇を受けられるほか貿易自由化の義務も免除される。米国は以前から見直しを提案してきたが中国などの反対で議論が進まなかった。それにしても中国や韓国が「途上国」とは絶対におかしい。WTOはもはや壊れている。
ここでも韓国は米国から強いしっぺ返しを受けた格好で、前述したヘリテージ財団ライリー・ウォルターズ氏の「米政府は日米韓の3カ国関係の維持を望むが日韓の”監督”になるつもりはない。トランプ大統領は仲介役になる積もりはないだろう」との発言通りになった。トランプと安倍の強力タッグでブンザイトラの慌てぶりが目に見えるようだ。
7月 28
2019
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