更田豊志(ふけた とよし)

原子力規制委員会委員長 更田豊志の自己保身、権力を弄ぶ体質は前に書いた通りだが「期限内にテロ対策施設を完成しなければ運転停止を命じる」との無理難題で柏崎原発の安全対策費が当初の見込み6800億円から2倍の1兆2千億円に膨らむことが分かった。1兆円を超える対策費は電力会社といえどもとても賄いきれないだろう。今度の参院選時のアンケートで約7割超の県民が「再稼働反対」という中ではもはや再稼働は夢のまた夢。偏に東電の考えられない人為ミスが続くことで民意は完全に離れてしまったのだ。その上に規制委員会の前任者田中そして更田のような「天皇」が形式だけの責任をとり実質的な決定と運用を行う原子力規制庁は責任を問われない理不尽な体勢にも問題がある。いち個人が国家のエネルギー安全保障を脅かしている。もちろんこの体勢を容認する政府・国会の無作為の責任は云うまでもない。無能狭量の輩を日本の「文在寅」と呼ぼう。